そういったトイドローンで室内用のものだと5,000円くらいのものもあります。
技術の進歩により運動性やパワーが上がり、車と同じような扱いになり、
ざっくりとは10~30万円くらいが多く、価格に開きがあるのはセンサー数やカメラ性能で変わってきますね。
用途にあった機体を選べばベスト!と言われ良くわからないと思いますが、
機体で10万円も出せば、どなたにも満足できるくらいの映像は撮れます。
最新スマホのカメラと一眼レフカメラみたいな区別ですね。
一般機の長いものでは1フライトのバッテリーで約30分と書かれていますが
これは無風状態のホバリング時間なので実際は20~25分程度(表示の70~80%)と思って下さい。
見落としがちな一つでは、小まめな操縦操作や急激な操作でもバッテリー消費に影響します。
※トイドローンなどは屋内飛行で3~5分ほど楽しめます。
屋内外どの大きさのドローンバッテリーも、充電時間は残数30%で50分ほど掛かります。
※現場の気温や風速によって飛行時間や充電時間が変わります。
※インテリジェントバッテリーが高温の場合、適温に下がるまで充電が開始されません。
ドローンは主に「LIPO(リポ)」バッテリーが使用され
・リチウム電池(電解液)
・リチウムポリマー電池(ゲル状の電解質)
そのうちリチウムポリマー電池が、多くのドローンに使われています。
飛行時間を増やそうとすると高額になっていきますし
傷ついて内部の液体と空気が化学反応すると、燃え尽きるまで消火はできない
気温や温度にも気を付けるなどしないと大変な事故につながるので
どの部分よりも取り扱いが難しいです。
ただ日本の法律では「目視の範囲内」となっていますので、視力が良くても400~500m先くらいです。
個人的には150m先も判断できなかったので(見えていても向いている方向まで判断できない)この時点で「目視外飛行」となります。
サポートでDJI inspire2を1500m先まで飛行した時、「見えていた」で言うなら1300mまでは点粒で見えていました。
ここでも問題と上げるのは「バッテリー」です!
長い距離となると、地表と上空、離陸地点と到着地点まででは気流の向きなどにも影響もあり、
普段の飛行よりバッテリー消費を進められてしまうので、帰還までの残量に注視して飛行して下さい。
室内トイドローン
微弱な電波ながら50~80mはコントロール可能ですので、体育館程度なら余裕でコントロール圏内と言えます。
日本の法律で承認許可なしでは150m以内と制限されています。
一般機では60~70km/h、最速で140km/hという機体もあります。
安定した飛行もしてくれますが、まだまだ技術的課題も多くあります。
ですが、やはり最初に送信機に慣れるまでの練習は必要で
屋外飛行では、GPSなど電波が遮断されたときの操作を習得しておく必要もあります。
またドローン側では
飛行中に操作するプロポとの通信が一定時間途切れるなどした場合
大きな事故を起こす前の最終手段として(フェイルセーフ)
①電波が回復するまでホバリング
②自動で離陸場所まで帰還
③電波が途切れたその場所へ着陸
などなど、これらの選択設定できるわけですが、その状況を見極めて設定します。
①は高度が高すぎると そのままバッテリー切れした場合は?
②は周りに建物や電線がある場合は?
③は着地が木の上、水面の上では?
常にその環境で判断し、設定していく必要があります。
大きな枠ではドローンの認定証に「級」はありません。
国交省へ提出する一つに「1. GPSの効いていない状態で10時間の飛行練習」というのがあり、そういった操作技術は必要になってきます。
※経験者の監督下となりますので、1人で10時間飛行ではこの条件には当てはまりません。
そしてこの「GPSを切った状態」で
・離着陸が安定してできる。
・目線より上 頭上ほどの高さで半径1m範囲でホバリングをキープすることができる。
・左右方向の移動。
・前後方向の移動。
・水平面で、指定されたポイントを移動することができる。
など、この「GPSを切った状態」では、一気に難度が上がる飛行操作となります。
ただこの練習をするとなると、DJI PhantomくらいしかATTI(あっち)にしてGPSが切れる機体がなく、お持ちでなければ機体を準備するのに苦労するかと思われます。